2024/06/03 17:55
文字サイズ
国内アルミ合金とアルミスクラップ市況は、最高値圏でなお上値を試す展開が続いている。5月の連休明け後スクラップの発生に若干の改善がみられたが、円安で荷が海外に流れ、需給はひっ迫したままだ。スクラップの指標となるLME相場が5月中旬以降再び騰勢を強め始めたことで、足下の市場を支配しているのは天井感よりもむしろ先高観。製品の国産ADCで3日現在、5月中旬比高値で7円高の1キロ397円を付けている。ただ、国土交通省が同日、認証不正を巡る調査で新たに5社から不正行為があったとの報告を受けたと発表しており、これが市況動向にどう影響するのか、先行きには不透明感も広がってきた。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
25年度の上半期需要は前年比4%増の32万7,694トン、回復基調見せる伸銅業界――日本伸銅協会正副会長会見
2025/10/30
電線:Corning決算発表、光関連事業は?
2025/10/29
ARE HD:26/3期業績見通しを上方修正
2025/10/29
日米共同ファクトシートを公表、米ファルコン・カッパー社が20億ドルの事業規模で銅製錬・精錬施設建設へ
2025/10/29
FREE
豪ライナス・レアアース、マレーシア事業を拡充へ 重希土類の工場追加、日本への供給も視野
2025/10/29
赤澤経産大臣、「新たな供給源の形成を」―日米レアアース署名に言及
2025/10/29
Glencore 南アMerafeの1~9月フェロクロム生産量は前年比51%の大幅減 エネルギーコスト高で苦しい製錬業
2025/10/29
米中首脳会談を前にお互い譲歩 中国はレアアース輸出規制を1年延期
2025/10/29
2025年8月 E-SCRAP輸出入統計分析 依然累計輸入数量は前年超え、金額はインドネシア低迷で前年割れ続く
2025/10/29
GX MINERALS(林化成)の脱炭素化と軽量化を両立する高機能フィラー「DIA」
2025/10/29
FREE