2024/09/03 02:06
拡大生産者責任(Extended Producer Responsibility;EPR)が迫る非鉄金属事業のポートフォリオの見直し――。欧米にとどまらず、アジアでも、そんな現象が広がり始めた。EPRの導入とそれに伴う規制が、銅、アルミなどリサイクルが可能で環境負荷の少ない金属に経営資源を集中させる流れを生んでおり、リサイクルにコストと労力のかかる鉛の旗色はどうしても陰りがちである。ただ、その有用性からみて必要量の継続的な確保という観点も欠かせない。時代の風を呼び込む誘導政策と折り合いをどうつけていくのか、政府の政策のかじ取りもまた問われている。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
三菱マテリアル:タングステン事業戦略説明会を開催(Starck、日本新金属について)
2025/09/12
三菱マテリアル:タングステン事業戦略説明会を開催(タングステンビジネスについて)
2025/09/12
欧州鉄鋼協会 欧州鉄鋼産業を守るため断固とした行動を欧州委員会に求める
2025/09/12
年商120億円の中国系商社「東知」の精神でグリーン事業を世界へ
2025/09/12
FREE
鉛バッテリースクラップ市場近況2025#8 9月の最盛期入りで続伸――発生薄、中華系精錬の再稼働が背景に
2025/09/12
東京製鐵 鉄スクラップ価格改定 岡山・九州500円上げ、他据置
2025/09/12
FREE
トルコ政府、イスラエル関連船舶のトルコ入港禁止
2025/09/12
カーボンブラック(25年7月)
2025/09/12
豪Iluka Resources社 二酸化チタン製品の需要低迷で12月からミネラルサンド事業を一部停止へ
2025/09/12
電極使用原単位(25年7月)
2025/09/12