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FDK、高容量タイプの高出力円筒形二酸化マンガンリチウム一次電池の量産体制を構築

2025/06/10 17:48 FREE
FDK、高容量タイプの高出力円筒形二酸化マンガンリチウム一次電池の量産体制を構築

 FDKは10日、高容量タイプの高出力円筒形二酸化マンガンリチウム一次電池「CR17500EX」の開発を完了するとともに量産体制を構築したと発表した。今年度下期から量産を開始予定。

 

 主力の高出力円筒形二酸化マンガンリチウム一次電池を使用する顧客から、電池の長寿命・高容量化の要望が増加していることを踏まえ、電池構造や使用部材を徹底的に見直し、「CR17500EX」の開発に至った。同形状の従来モデルであるCR17500EPと比較して、17%容量を向上。搭載機器において、従来よりも長時間の使用や組電池仕様の使用本数削減が可能となる。

 

 また、同製品は欧州のRoHS指令や電池規則(2023/1542)などの各種法令に準拠するとともに、米国の安全規格であるUL規格(File No. MH13421)の認定を取得済み。公称電圧は3V、公称容量は3500mAh(5mA放電時、終止電圧2.0V)、外径17.4mm、総高50.0mm。電子メータ(ガス、電力、水道)や通信機器、住宅用火災警報器、ガス漏れ警報器などでの使用を想定している。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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