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韓国 現代製鉄 減産拡大 浦項のH鋼生産は無期限停止 キャタピラ工場は売却

2025/07/02 13:02
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 韓国鉄鋼大手の現代製鉄は減産を拡大する。折からの建設需要低迷ですでにH鋼の生産は止めているが、これに加えて仁川の鉄筋工場も止める。
 

 ソウル経済新聞によると、現代製鉄の仁川市の鉄筋工場は7月21日から8月31日まで稼働を停止する予定。同工場の中断は、4月に続き今年2度目となる。現代製鉄の年間鉄筋生産能力330万トンのうち、150万トンを担う主力工場だ。例年の定期メンテナンスは2~3週間だが、今年は減産を目的に1カ月を超える停止となる見通しだ。
 

 また、忠清南道唐津市にある唐津製鉄所では6月29日から7月15日まで、夏季のメンテナンスを実施している。
 

前述したH形鋼を主に生産する浦項第2工場(慶尚北道浦項市)は6月7日から無期限で停止している。

関係筋によると「現代のH鋼の4工場のうち3工場は動いてます。キャタピラー工場は売却、しかし唐山の高炉製品は継続中」

とのこと。経営の迷走ぶりがうかがえる。


(IRUNIVERSE)

 

 

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