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三井物産、豪ローズリッジの取得に向け現地子会社を増強 8000億円投資の鉄鉱石事業

2025/07/02 16:03
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 三井物産は6月30日、自社ホームページ上で、「オーストラリアのローズリッジ鉄鉱石事業を増強する」と発表した。ローズリッジは三井物産が2月に約8000億円を投じて権益の40%を買収したもの。取得費用の支払いのため運営子会社の資本を増強する。

 

プレスリリース: (経過開示)豪州Rhodes Ridge鉄鉱石事業に関する特定子会社の異動 | 2025年 | リリース | 三井物産株式会社

 

  豪州などで展開する傘下3社の資本金を増強する。子会社のMMRDの資本金は2100万豪ドルから27億7200万豪ドルに大幅に増やす。孫会社2社はそれぞれ額面の1豪ドルおよび2豪ドルから84億豪ドル超の資本金に増強する。これにより、3社は三井物産の特定子会社となる。手続きは2026年3月期中の完了を予定する。

 

関連する子会社・孫会社の資本関係

(出所:三井物産のプレスリリース)

 

 三井物産は2月、ローズリッジをVOC グループとAMB ホールディングスからそれぞれ買収した。残りの権益50%を保有する英豪リオ・ティントと共同で開発・運営し、2030年までの生産開始を目指すとしていた。

 

関連記事: 三井物産 豪Rhodes Ridge鉄鉱石事業の権益取得へ――8,000億円投資 | MIRU

 

(IR Universe Kure)

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