2025/08/18 22:04
国内アルミ合金・スクラップ市況は、お盆休み明け直後のタイミングで薄商いとなっているが、足元、地合いはしっかりしている。国産ADC12は18日現在、8月上旬比変わらずの1キロ370‐397円。相場を主導するスクラップは、お盆前の上旬の段階で、3-5円の幅で水準を切り上げる品目も出た。1トン2,600ドルライン(現物)を挟んだ高値圏で推移するLME相場と国内の発生薄が、実需の戻りの鈍さを意識させない市場心理を生み出している。利下げ観測が高まっている米の金融政策を手掛かりに楽観シナリオを描く市場関係者も増えており、秋口商戦のスタート向けて、上値余地が広がってきた。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
中国のニッケル銑鉄&鉱石価格動向(25年9月第2週) 平穏、需給ともに弱くバランス
2025/09/10
国内ポリオレフィン事業の競争力強化に向けた 3 社基本合意について
2025/09/10
FREE
ISLC#7 中南米・東南アジアにおける鉛バッテリーリサイクルの現状と戦略
2025/09/10
PRO
工作機械工業会受注速報 25年8月受注は8.%増1197億円、2ヶ月連続同月比増加
2025/09/10
盛り上がるインドのアルミ需要、若手商社マンの遠征記―25日BSではMRAIのアマール氏登壇
2025/09/10
中国電力とエア・ウォーター バイオマス混焼発電所から回収のCO2利活用で共同検討
2025/09/10
FREE
東海溶業、愛知溶業と明和製作所との3社間MOU締結へ
2025/09/10
FREE
豊田通商、台湾Ta Chenからの第三者割り当て増資を引き受け
2025/09/10
FREE
Fe scrap watch2025#12 建材需要低迷続きの国内 電極よりも鉄鋼製品にAD関税を!
2025/09/10
セシウム検出のインドネシア産エビ、発生源は製鉄所 騒動尾を引き現地で価格急落
2025/09/10