9月30日、日本航空機開発協会は、25年8月の受注・納入統計を発表した。
関連記事
⇒「新旧民間航空機の受注納入について(25年8月)」
25年8月の民間航空機受注機数は、125機(ボーイング26機、エアバス99機)となった。新型航空機の受注をみると、ボーイングはB787を7機、B737MAXを5機。エアバスはA321neoを75機、A320neoを2機、それぞれ受注している。
このペースで受注が進むと、2025年の受注機数は2,004機(同1,088機、917機)となり、前年より539機上回り、3年ぶりに2,000機の大台にのる(図表1参照)。
図表1、民間航空機受注機数(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
一方、今月の民間航空機納入機数は、118機(同57機、61機)。新型航空機の納入をみると、ボーイングはB737MAXを42機、B787を9機。エアバスはA321neoを32機、A320neoを12機、A319neoを3機、350を9機、それぞれ納入している。
このペースで納入が進むと、2025年の納入機数は、1,227機(同576機、651機)と、前年を112機上回る。納入機数は過去最高納入機数だった2018年の75.8%の水準。
図表2、民間航空機納入機数(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
なお、今月判明したキャンセルは2機。うち、新型航空機では、B737maxが2機。
この結果、25年8月末の受注残機数は 15,885機(同7,161機、同8,724機)と過去最高だった前年を345機下回るペースで推移しているが、2018年の過去最高納入機数で割ると、受注残は9.81年分もある。
図表3、民間航空機受注残機数(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
図表4、民間航空機受注・納入統計(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
図表5、新型航空機受注・納入統計(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)