豪州資源企業South32社は3月9日、同社が100パーセント所有する米国のHermosaプロジェクトに関して、米国の連邦許可プロセスにおいて重要なマイルストーンを達成したとの報告を行った。米国アリゾナ州のHermosaプロジェクトは、亜鉛・鉛・銀のTaylor硫化鉱床と、亜鉛・マンガン・銀のClark酸化鉱床から構成されており(このほかにも有望な広域鉱区が含まれる)、重要鉱物を産出する次世代鉱山になることが見込まれている。
同社からの報告によると、今回同社は米国森林局(USFS)より、Hermosaの開発を国立森林局管轄地へと拡大することを承認する意向が示されたとのこと。同社はすでに、初期地上インフラを自社所有地で開発するために必要な許可はアリゾナ州環境品質局より全て取得済みであったということだが、USFS管轄地に隣接している既存の開発区域を超えるプロジェクト開発に関しては、USFSより最終環境影響評価書(FEIS)および開発支持を示す暫定決定書(ROD)草案が発表されたことで今回の報告に至ったようだ。
Hermosaプロジェクトの幹部らは、「主要な鉱山プロジェクトが2年未満でEISプロセスを通過することはほぼ前例がなく、弊社のスタッフ、計画、そして仕事の質の高さを証明しています」、「この結果は、South32社のHermosaの設計と取り組みが、公有地の長期管理と両立することを確認する、徹底的かつ透明性のあるプロセスを反映したもの」と喜びを示している。
なお、本暫定RODの公表後、異議申し立て期間などを経て、最終RODは今年7月の公表、着工通知の発行には9月が予定されているとのことである。
(IRUNIVERSE A.C.)