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銀の国際価格が過去最高値 上昇率は金上回る、インド需要など期待 国内価格は円安で急伸

2025/10/09 12:38
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銀の国際価格が過去最高値 上昇率は金上回る、インド需要など期待 国内価格は円安で急伸

 銀価格が高騰している。Mining.comによるとニューヨーク商品取引所(COMEX)での現物価格は10月8日に一時$49.55/tozに上げ、2011年に付けたそれまでの過去最高値($49)を上回った。金相場の高騰に連動し、貴金属に投資資金が流入する流れが続く。これからインドの貴金属需要が高まるシーズンを迎えるため、恩恵を受けるとの期待も強い。

 

過去20年間の国際銀価格の推移($/toz)

 

 NY銀の年初からの上昇率は69%と、同時期の金(54%)を上回る。米政治・政策の不透明感を背景としたドル離れによる貴金属への資金流入の流れに乗る。銀には自動車などの工業向け需要が底堅いとの見方があるほか、金に比べ1単位当たりの無価格が安く値ごろ感から手を出しやすい。さらには、株高が一段落した後の投資資金の再流入を見込んで、投機筋が貴金属を先回り買いしているとの情報も聞かれる。

 

過去20年間の国内銀価格の推移(山元建値)(JPY/kg)

 

 銀は国内価格も過去最高値圏にある。山元建値は10月8日に23万6970円/kgを付けた。国際価格の上昇要因に加え、ドル建て決済であることから円安も輸入品である国内銀の上昇要因になる。ドル円相場は10月9日に一時1ドル=152円台後半まで円安が進んだ。10月8日には153円を付ける場面があった。

 

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(IR Universe Kure)          


 

 

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