10月8日(日本時間)、Teck Resources(Teck)は、Quebrada Blanca 銅山(QB)に関して生産計画の下方修正し、コスト見通しの引き上げを公表した。なお、9 月 3 日にTeck から生産計画の下方修正が避けられないとの警告が公表されていた。
銅鉱石の生産には影響が無いものの、尾鉱設備での砂の排水時間がかかり、生産全体に悪影響を与えているため、稼働率が72%程度にとどまっている。既に、尾鉱設備では、堤防など関連設備の導入などが公表されており、26年後半までに完了する計画。そのための投資額として26年に420百万ドルを計上する計画だ。なお、同社はQB銅山にたいして25%の出資を行っている。なお、キャッシュコストは25年の225-245セント/ポンドから265-300セント/ポンドに引き上げられた。
これによる住友金属鉱山の持分へ多少の影響がありそうだが、足元の銅市況が同社想定より高いため軽微にとどまりそうだ。
図表、QBの銅鉱石生産計画(万トン)



注意:上段前回、下段今回
出所:会社発表資料よりIRU作成
※28年に生産計画が落ちるのは、銅品位の低下が見込まれるため
(IRuniverse 井上 康)