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TREホールディングス 金沢大地と業務提携――石川の復興支援に一役

2025/10/15 21:39 FREE
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TREホールディングス 金沢大地と業務提携――石川の復興支援に一役

 グループで廃棄物処理・再資源化事業などを手掛けるTREホールディングスは15日、農産加工品の製造・販売の金沢大地と業務提携契約を結んだと発表した。業務提携を通じ、石川県と能登半島における地域創生と、農業振興に取り組むという。

 

 業務提携先の金沢大地は2002年の設立で、「千年産業を目指して」を経営理念に掲げて、環境保全型農業を営むオーガニックファーム。耕作放棄地を中心に金沢郊外や奥能登の約180haという日本最大規模の広大な農地で、米、大麦、小麦、大豆、蕎麦、ブドウなどを有機栽培しているという。

 

 TREグループは管理型最終処分場を運営する連結子会社2社を石川県内に保有するほか、輪島市、珠洲市に開設された災害廃棄物仮置場の管理・運営を担うなど、同県とはつながりが深い。復興支援の一環として森林整備事業や農業分野への本格参入も計画している。

 

 今回の金沢大地との業務提携を通じ、両社で能登半島の復興にも繋がる地域創生に貢献していくとしている。具体的には、石川県内の金沢大地の農地における農作業にTREグループの社員も参画し、金沢大地から提供を受けたノウハウを生かしながら同グループの農業分野の拡充を図るとともに、担い手の減少が課題となっている農業の振興と能登半島の活性化を目指すという。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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