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プラニックが製造するASR由来の再生プラスチックがトヨタ新型「RAV4」のボディアンダーカバーに採用

2025/12/17 22:12 FREE
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プラニックが製造するASR由来の再生プラスチックがトヨタ新型「RAV4」のボディアンダーカバーに採用

新型RAV4(写真はCORE(プロトタイプ))
提供:トヨタ自動車株式会社

 

豊田通商は17日、グループ会社であるプラニックが製造するASR(自動車破砕残さ)由来の再生プラスチックが、トヨタ自動車の新型「RAV4」のボディアンダーカバーに採用されたと発表した。ASR由来を主とした再生コンパウンドペレット(プラスチックの原料)が、国内のトヨタ車の単一部品に100%使用される初の事例。プラニックとしても、7月に発売された「クラウン(スポーツ)」のフロントフェンダシールに次ぐ2例目のトヨタ車への採用となる。

 

ボディアンダーカバーは、走行中の飛び石や水、泥などから車体を保護するために車両底部に取り付ける大型の部品。空力性能の向上や燃費改善にも寄与し、耐久性・強度・寸法精度など高い品質が求められる。

 

ボディアンダーカバー(車両底部に装着)
提供:小島プレス工業株式会社

 

ASR由来の廃プラスチックは、単一素材由来の廃プラスチックと異なり、高品質が求められる自動車部品への使用が困難とされてきたが、プラニックの高度な選別技術により製造された再生コンパウンドペレットは、トヨタの厳しい品質基準をクリア。今回の採用に至った。

 

豊田通商とプラニックは、「ASR由来プラスチックを活用したCar to Car リサイクルの推進を通じ、サーキュラーエコノミーと自動車業界の持続的な発展に貢献していく」としている。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

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