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ステンレス鋼材国内市場近況2025 #39 2025年10月 熱間圧延鋼材生産・消費・在庫

2026/01/03 16:10 FREE
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ステンレス鋼材国内市場近況2025 #39 2025年10月 熱間圧延鋼材生産・消費・在庫

2025年12月15日、(一社)日本鉄鋼連盟が2025年10月の特殊鋼熱間圧延鋼材・生産・消費・在庫内訳を発表した。

2025暦年のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、2024暦年を上回る見通しとなった。

10月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、15万7,993トンとなり、前月9月(18万9,246トン)比 では16.5 %減、前年同月(16万9,441トン)比では6.8 %減と共に減少した。

10月末ステンレス熱間圧延鋼材の在庫は、11万1,983トン(前月末在庫12万217 トン)と前月末から8,234トン減少した。

 

<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材:暦年推移>

図1にステンレス鋼 鋼種別暦年推移及び2025暦年換算を示す。

2024暦年の鋼種別生産量は、

Cr系は83万666トン(2023暦年81万817トン)、

Cr-Ni系は81万5,705トン(2023暦年71万4,742トン)、

Cr-Ni-Mo系は16万7,340トン(2023暦年20万2,933トン)、

及びその他系は23万2,315トン(2023暦年22万817トン)だった。

 

2025暦年上半期(1月~6月累計)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は101万5,316トンとなり、2024年上半期(100万7,620トン)比では、0.8 %増だった。月換算では、16.9万トン。

2025年1月~10月累計では、172万6,368トンとなり、月換算では17.3万トンと17万トンを超え、2024年1月~10月累計169万2,238トンを2.0 %増と上回った。

暦年換算では、207万1,642トンと2024暦年の204万6,025トンを上回る見通し。 鋼種別では、Cr系及びCr-Ni-Mo系が2024暦年を上回る見通しとなった。

図1 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別暦年推移及び2025暦年換算

 

<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材:四半期推移>

 

図2にステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別四半期推移を示す。

2025年度第1四半期(4月~6月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は50万6,433トンとなり、前年同期(50万9,372トン)比では、0.6 %減となった。月換算では16.9万トン。

2025年度第2四半期(7月~9月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は55万3,059トンとなり、前年同期(51万5,177トン)比では、7.4 %増となった。月換算では18.4万トン。

2025年度上半期(4月~9月累計)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は105万9,492トンとなり、2024年度上半期(102万4,549トン)比では、3.4  %増となった。月換算では、17.7万トンとなった。

2024年度のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、200万トンを超え、205万6,660トンとなり、2023年度のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量(195万3,757トン)比では、約7万トン増となった。月換算では、17万1,388トンだった。

 

図2 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別生産量 四半期推移

 

<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材:10月の生産量>

 

ステンレス熱間圧延鋼材10月のデータは下記よりご確認ください。

2025年10月のステンレス熱間圧延鋼材生産統計 前年同月比6.8%減の157,993トンとなった。

 

ステンレス鋼熱間圧延鋼材 生産量 月別推移を図3に示す。

図3 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 月別生産量推移

 

<前月比>  

 

10月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、15万7,993トンとなり、前月9月(18万9,246トン)比 では16.5 %減となり、16万トンを下回った。15万トン台となったのは、2025年4月以来となる。 

前月比ではすべての鋼種が減少した。 

 

ステンレス鋼熱間圧延鋼材、鋼板・鋼帯の10月の生産量は10万7,493トンと前月(13万6,913トン)比では、約2万9,420トン減少して、21.5 %減。 

前月比ではすべての鋼種が減少した。 

 

一方、消費(鋼板・鋼帯)も10万4,472トン(前月11万2,850トン)と約8,400トン減少して、前月比7.4 %減となった。 

鋼種別前月比では、Cr-Ni系の消費量のみが減少した。   

 

10月末ステンレス熱間圧延鋼材の在庫は、11万1,983トン(前月末在庫12万217トン)と前月末から8,234トン減少した。 在庫量は15か月連続で10万トンを上回って推移しているが、すべての鋼種の在庫量が、前月比で減少した。 

令和7年10月分 ステンレス鋼の熱間圧延鋼材生産・消費・在庫内訳(鋼種別)を表1に示す。 

 

<前年同月比>

 

2025 年10月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、15万7,993トンとなり、前年同月(16万9,441トン)比で6.8  %減と、2か月ぶりに減少した。

鋼種別では、Cr-Ni系が前年同月(6万3,968トン)比7.7 %減の5万9,073トンと減少した。Cr系、Cr-Ni-Mo系及びその他系も減少した。

 

<ステンレス鋼最終鋼材の生産量>

 

2023年度のステンレス鋼最終鋼材の生産量は182万3,422トンとなり、2022年度(204万2,005トン)比10.7 %減だった。 月換算では15万1,952トン。

2024年度のステンレス鋼最終鋼材の生産量は、185万5,216トンとなった。2023年度のステンレス鋼最終鋼材の生産量(182万3,422トン)から3万1,794トン増加し、2023年度比1.7 %増となった。 月換算では、15万4,601トン。

 

2023暦年のステンレス鋼最終鋼材の生産量は184万705トンであり、月換算は15万3,392トンだった。

2024暦年のステンレス鋼最終鋼材の生産量は184万4,412トンと、月換算では15万3,701トンだった。

2025年10月のステンレス鋼最終鋼材の生産量は、前年同月(14 万7,569トン)比11.7  %減の13万272トンとなり、2024暦年及び2024年度の月換算量を下回った。

2024暦年上半期のステンレス鋼最終鋼材の生産量は前暦年同期(92.6万トン)比1.7 %減の91万56トンだった。月換算では、15万1,676トン。

2025暦年上半期のステンレス鋼最終鋼材の生産量は、91万7,883トンとなり、前年同期比では0.9 %増となった。月換算では、15万2,981トン。

 

2025年度第1四半期(4月~6月)のステンレス鋼最終鋼材の生産量は前年同期(46万3,032トン)比0.6 %減の46万55トンとなった。月換算では、15万3,352トン。

2025年度第2四半期(7月~9月)のステンレス鋼最終鋼材の生産量は前年同期(46万6,883トン)比4.5 %増の48万7,691トンとなった。月換算では、16万2,563トン。

 

<ステンレス鋼受注高>

2025年12 月16日に鉄鋼連盟が発表した2025年10月のステンレス鋼の受注高は14 万7,514 トン(前月14万4,722トン)だった。前年同月(15万3,950トン)比では4.2  %減となった。

2023年度の受注高は2022年度(177万5,867トン)比4.7 %減の169万3,010トンであった。 月換算では14万1,084トン。

2024年度の受注高は、2023年度比5.1 %増の177万9,009トンとなった。 月換算では14万8,251トン。

10月のステンレス鋼受注高は、2023年度を上回ったが、2024年度の月換算を下回った。

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

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