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阪和興業:26/3期3Q決算発表、通期見通しを据え置き

2026/02/06 16:04
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阪和興業:26/3期3Q決算発表、通期見通しを据え置き

 2月6日13時、阪和興業は、26/3期3Q決算を発表し、業績見通しを据え置いた。3Q決算なので説明会は無いが、説明資料は作成している。

 

<25年度3Q概要及び進捗状況>

〇サマリー(資料3ページ)

◼ 2025年度第3四半期累計の経常利益は364億円、通期見通し550億円に対する進捗率は66%。

◼ 評価や一過性要因を除いた実力利益ベースは429億円、進捗率は78%。(詳細はp26参照)

◼ 通期見通しについては据え置き(セグメント別の内訳は修正)。

 

図表1、26/3期3Q実績(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

〇セグメント別経常利益(同4ページ)

◼ 鉄鋼 

 238→282億円:建設資材の販売が堅調に推移したことや一部の海外子会社で採算が改善したことで増益

 各種鋼材価格の下落や鋼板の取扱数量が減少したことなどが収益を押し下げ

◼ プライマリーメタル

 29→3億円:SAMANCOR社の持分法投資損益がマイナスとなったことで減益

 一部副資材の販売が堅調に推移したことなどが収益を押し上げ

◼ リサイクル

 29→▲20億円:棚卸資産の価格変動リスクをヘッジするデリバティブ取引で評価損を計上したことにより、会計上は50億円の減益。ただし、実力利益ベースでは2億円の減益(24年度3Q累計23億円⇒25年度3Q累計21億円)。

 貴金属原料の取扱数量が増加したことなどが収益を押し上げ

 アルミ・銅・特殊金属等幅広い商品で価格が高騰し、在庫の価格変動リスクをヘッジするデリバティブ取引において評価損を計上したことなどが利益を押し下げ

◼ 食品

 22→33億円:米国子会社で外食産業向け販売が好調に推移したことや、新規連結子会社の業績寄与などで増益

◼ エネルギー・生活資材

 76→56億円:原油価格が低調に推移したことや、化学品関連の採算が悪化したことで減益

◼ 海外子会社

 60→41億円:主に鉄鋼製品の採算が悪化したことなどで減益

 東南アジアでスクラップ取引が拡大したことや、新規連結子会社の業績などが収益を押し上げ

◼ その他

 15→14億円

 住宅資材:主に欧州材の採算が悪化したことで減益

 機械:産業機械分野での完工物件が増加したことで増益

 

<26/3期通見通し>

 3Q累計の進捗率が若干会社計画を下回っているものの、業績見通しを据え置いた。

 

図表2、26/3期業績見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<参考>

図表3、四半期別の業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

 

(IRuniverse 井上 康)

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