UACJは10日、鋳鍛製作所(栃木県小山市)に新たなリング材製造設備を導入し、航空宇宙・防衛向けリング材の生産能力増強を決定したと発表した。国内最大規模の設備となり、投資額は約120億円。稼働開始は2029年中の予定。

同取り組みは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した技術開発テーマ「高頻度打上げに資するロケット製造プロセスの刷新」に2025年12月に採択され、宇宙戦略基金の補助を受けて実施するもの。リング圧延機による高強度アルミニウム合金リング鍛造品の効率化を実現する製造技術を確立させる。設備導入により、製造可能なリング材の直径は、これまで最大3.6mであったものが5m以上となる。
(IRuniverse K.Kuribara)