2月13日15時半、小野建は26/3期3Qの決算を発表し、通期見通しを据え置いた。3Qなので説明会は無いが、説明資料は作成している。
<26/3期3Q実績>
〇実績
アルミニウム製錬用カソードブロックや特殊炭素製品、ファインパウダー及びその他炭素製品において販売が減少した。その結果、売上高は170億円となり、前年同期に比べて28.3%の減収。
損益面に関しても、販売数量減少の影響が大きく減益となった。その結果、営業利益は29.2億円(同53.5%減)、経常利益は41.9億円円(同42.5%減)、当期利益は29.8億円(同43.4%減)となった。
図表1、26/3期3Q実績(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
〇セグメント別売上高
●アルミニウム製錬用カソードブロック
アルミニウム製錬会社における更新需要の鈍化およびカソードブロックの在庫調整の影響により、販売数量が減少した。その結果、売上高は114億円となり、前年同期に比べて34.1%の減収。なお、在庫調整は想定より時間を要しているものの解消に向かっており、販売は回復基調で推移。
●人造黒鉛電極
国内外において粗鋼生産が低調に推移しており、販売数量は前年同期と同水準。その結果、売上高は31億円となり、前年同期に比べて3.8%の増収となった。
●特殊炭素製品
熱処理炉向けおよび非鉄金属関連向け等の需要減により販売数量が減少した。その結果、売上高は18億円となり、前年同期に比べて26.1%の減収となった。
●ファインパウダー及びその他炭素製品
モーターブラシ向け等での需要減によりファインパウダーの販売数量が減少した。その結果、売上高は5億円となり、前年同期に比べて29.5%の減収となった。
<26/3期業績見通し>
3Q累計の進捗率が会社計画を下回っているが、会社側は想定内であるとして従来見通しを据え置いた。
図表2、26/3期業績見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<参考>
図表3、四半期別の業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)