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CLOMA・澤田会長、「推し活」で再プラ市場の盛り上げを―CPs再生プラスチックパネルディスカッション

2026/03/03 23:40
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CLOMA・澤田会長、「推し活」で再プラ市場の盛り上げを―CPs再生プラスチックパネルディスカッション

経済産業省は25日、CPs(サーキュラーパートナーズ、通称:シーピーズ)の第4回総会を東京ポートシティ竹芝(東京都港区)で開催した。総会では各WGの活動報告が行われたほか、「再生プラスチック事業」に関するパネルディスカッションなども行われた。同パネルディスカッションではクリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)の澤田道隆会長(花王特別顧問)が登壇し、再生プラ市場を盛り上げるための施策として、商品の2極化に「流行りの推し活を組み合わせてはどうか」と案を示した。

 

パネルディスカッションにパネラーとして登壇した澤田氏は、「欧州で進められている再プラ使用を義務化する方法も一つの手段だが、それだけでは強制的なイメージになってしまう」と見解を示したうえで、生活者(消費者)の意識を変えることの重要性を強調。「使用の義務化や認証マークの付与といった『直球』(正攻法)と『変化球』をうまく混ぜ合わせて需要が動けば事業者側の供給も付いてくる」と主張した。

 

高くても買う消費行動へ

 

そして、同氏が「変化球」として提案としたのが「推し活」だ。アイドル業界に限らず、近年の消費者は日々の消費財は節約志向にある一方で「価値」があると認識したものにはコストを惜しまない傾向が強くなっていると澤田氏は分析。再生プラ製品の価格の高さというデメリットを隠さなくても、「プラスチック資源循環の重要性をうまく訴求するプロデュースができればムーブメントが起こるはず」とし、CLOMAとしても消費者意識を変えるような変化球策を展開していきたいと意欲を示した。

 

また、「再生プラ分野における動静脈連携をどのように広げ競争力を高めるか」という問いに対しても、まずは消費者を含む国民の意志改革が必要だとし、「日本にはもったいない文化もあり、資源循環に関する施策を受け止める国民性がある」とポテンシャルの高さに期待を示した。

 

CLOMAは、地球環境の新たな課題である海洋プラスチックごみの問題解決を目標として2019年に設立した任意団体。プラスチック製品のより持続可能な使用並びにプラスチック廃棄物の削減につながる革新的な代替品の開発及び導入普及を図るため、業界の垣根を越えて経済界全体としての活動を企画・推進している。

 

幹事会社には花王のほか、味の素やイオン、サントリーホールディングス、セブン&アイ・ホールディングスなど多くの企業が名を連ねており、消費者動向を変革しうる大規模なアクションが期待される。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

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