車載電池世界最大手である中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が3月10日、株式を公開する香港証券取引所(HKEX)で発表した2025年12月期決算は、売上高が前の期比17.4%増の4237億元、純利益が42.3%増の722億元と増収増益だった。売上高は減収だった2024年から改善し、純利益の伸びも2024年の12%から拡大した。
プレスリリース: 2026031000039.pdf
主力の車載電池の販売量が25%増えた。蓄電池も9%の伸び。一方、リサイクル事業は先行投資の面が強く、24%の減収となった。同社は2025年に香港株式市場に新規上場し、中国本土の深圳株式市場との重複上場となった。また、自動車以外に船舶や航空機向けにも販路を拡大している。
CATLの2026年収入内訳

(出所:CATL発表資料)
原料調達面ではリチウム採掘を自ら手掛けるほか、コバルト生産で世界最大手の中国の洛陽モリブデン業(チャイナ・モリブデン、CMOC)と、供給契約を結ぶ。CATLの車載電池はレアメタルの使用が少ないリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池が主力だが、コバルトを使う三元系電池(NMC)でも世界シェアの7割を握る。2026年に入ってからはナトリウムイオン電池の実用化も進めている。
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(IR Universe Kure)