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DRAM市況 「オーダー感」と「どこに交渉余地があるか」を探る

2026/03/24 16:11
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DRAM市況 「オーダー感」と「どこに交渉余地があるか」を探る

現状のDRAMの供給問題を整理してみる。「オーダー感」と「どこに交渉余地があるか」が重要であるが、2024〜25年時点の公開情報+推定レンジで生産情報を整理したものである。上位3社の生産状況を整理したものである。

 

 

2. メーカー別:製品ライン別キャパ(ビット/売上ベースの推定構成比)

●Samsung Electronics

DRAM最大手であるが、HBMではSK hynixの後塵を拝している。2024~2025年に追い上げた。

・推定構成比 2024~25年、ビットベース

  • まだ、「ポートフォリオ全体の中で汎用DRAMの絶対量は大きいがDDR4は明確に削減トレンド。交渉軸は「LPDDR/DDR5のLTA+HBMとのライン競合をどう補填するか

●SK Hynix

HBMの絶対王者である。HBM市場シェアは50~70%(Counterpoint)

公開情報ベースで、DDR4比率を40%→20%以下へ

SK Hynixの戦略は

DDR4/LPDDR4は”意図的に絞っている”ので、ここを採りに行くのはほぼ不可能に近い。逆に、HBM・DDR5・LPDDR5のLTAとセットでの交渉はまだテーブルに乗る余地はある。

  • Micron Technologies

    サーバDRAM・車載DRAMに強く、HBMも追随中

    韓国2社ほど極端にレガシーを削ってはいないが、方向性は同じ

Micronは「バランス型」で、車載・産業用向けの信頼性ビジネスを重視

車載DRAMを採りに行くなら、Micronは最優先候補

ただし、上位2社同様DDR4は縮小方向であり、LTA前提でないと量は出ない。LTAとはメーカーと顧客が「一定期間・一定量・一定条件」で供給を約束する契約。Long Term Agreement:長期供給契約、半導体調達の世界ではほぼ唯一の安定供手段と言われている。

 

(IRuniverse 椿匡之)

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