4月2日(日本時間)、大和工業と米国大手電炉メーカのNucorとのJVであるNucor-Yamato Steel Company(NYS)が形鋼の建値を40ドル/トン引き上げた。
NYSは、25年に入り、3月以降断続的に値上げを行っており、今回で8度目となり、累計で335ドル/トンの値上げとなる。なお、今回の値上げの背景は、イラン情勢によるエネルギーコストの上昇が背景にあるものと思われる。
一方、鉄スクラップ価格も堅調に推移しているが、形鋼のスプレッドは拡大傾向にある。同社の経常利益の過半数を持分法適用子会社であるNYSが稼いでいるため、このスプレッド拡大の恩恵を享受する。この値上げによるスプレッドは1,200ドル/トン以上になったと推測する。
※4月6日から予定さ入れている米国の鉄鋼関税引き下げについては、形鋼などは対象外で、引き続き50%関税が適用される
(IRuniverse 井上 康)