ナフサから作る溶剤不足により、TOTOがユニットバスの新規受注を停止した。
高市首相は、「ナフサや化学製品を巡っては、国内需要の4カ月分を確保できている」と表明してきたが、実際は全てを把握できていないというのが実情だと思われる。
4か月分の在庫を確保できている製品もあると思われるが、化学製品は用途に応じて仕様が異なり、数千種類にも及ぶことから、この全てが大丈夫という形で言及したことが間違いない。
・これはTOTOだけの話では無く、LIXIL等の他メーカも同様の状況とのことである。
これが長期化すれば、住宅着工が落込む。
販売する住宅が完成しなければ、白物等の様々な電子機器需要が減少し、半導体需要を押し下げると思われます。負のスパイラルに陥らないことを望む。
・26年の電子機器予測(スマホ編)
・メモリ価格高騰、イラン紛争による個人消費の減少等、電子機器需要においては様々な負の要因が重なっている。
その結果、26年をどの程度の成長と予測すべきかとの問い合わせが増えている。
調査会社の調査機関がどの程度を予測しているかを調べてみた。
- スマートフォン
スマホは前年比▲10%程度との見方が主流でるが、4月のホルムズ海峡の攻防を織り込むと、更にマイナス幅が拡大すると思われる。過去70年ほどのスパンでは民生品は環境で大きく成長率が変化するので、注視していく必要がある。
・各調査機関のスマホ予測
下表は調査期間の見通しである。発表時期に差があるが、これに加えホルムズ海峡の封鎖問題がさらにマイナス要因となるようだ。

(IRuniverse 椿匡之)