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古河機械金属:26/3期決算を発表。27/3期は減収減益へ

2026/05/12 18:06
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古河機械金属:26/3期決算を発表。27/3期は減収減益へ

 5月12日15時、古河機械金属は26/3期の決算発表を発表。続く27/3期は減収減益予想。後日開催予定の説明会後に再度報告する。

 

<25年度実績>

〇業績

 売上高は、2,110億円(対前年同期98億円増)、営業利益は、112.9億円(同15.3億円増)となった。産業機械部門は減収減益、ロックドリル部門およびユニック部門はいずれも増収増益となり、機械事業全体では減収減益となった。素材事業では、金属部門、電子部門および化成品部門のいずれも増収増益となった。また、不動産事業では増収増益となった。営業外収益として、持分法による投資利益31.1億円等を計上した結果、経常利益は137.3億円(同40.2億円増)となった。特別利益として、政策保有株式の一部売却を主因とする投資有価証券売却益72.2億円等を、特別損失として、環境対策引当金繰入額21.9億円等を計上し、税金費用56.7億万円を計上した結果、当期利益は127.7億円(同58.4億円減)となった。

 

図表1、26/3期業実績(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

〇主要セグメント

●産業機械

 売上高は、182億円(同39億円減)、営業利益は、16.4億円(同5.6億円減)となった。マテリアル機械は、砕石プラントの売上高の減少などにより、減収となった。また、流体機械事業は、ポンププラントの売上高の減少などにより、減収となった。更に、コントラクタ事業についても、橋梁工事の出来高が減少したことにより、減収となった。

●ロックドリル

 売上高は、364億円(同14.2億円増)、営業利益は、28.5億円(同0.5億円増)。国内については、油圧クローラドリルおよびトンネルドリルジャンボ本体などの出荷が増加したものの、整備事業における売上高の減少などにより、国内全体では減収となった。一方、海外については、設備投資が堅調な北米向けおよびアフリカ向けの油圧クローラドリルの出荷増などにより、増収となった。

●ユニック

 売上高は、295億円(同4億円増)、営業利益は、12.7億円(同2.9億円増)となった。国内については、ユニッククレーンの出荷の減少などにより、減収。海外については、アジア向けのユニッククレーンおよびミニ・クローラクレーンの出荷増などにより、増収。

●金属

 売上高は、1,030億円(同106億円増)、営業利益は、37.9億円(同13.7億円増)。電気銅の海外相場は、9,600ドル/トン台で始まり、米中貿易摩擦による需要減退の懸念から一時下落したが、その後はドル安を主因として上昇基調で推移した。地政学的リスクの拡大や米国の通商政策の影響などによる振れを繰り返しつつ、期末には12,160ドル/トンとなった。電気銅は、生産量が44,482トン(同1,293トン減)となった一方、販売数量は前年同期並みとなった。この結果、海外相場の上昇により増収となったものの、委託損益の悪化により減益となった。一方、電気金は、販売数量の減少により減収となったものの、海外相場の上昇を背景に増益となった。

●電子

 電子部門の売上高は、69億円(同4億円増)、営業利益は、3.6億円(同2.4億円増)。コイルは、車載向けの販売数量減により、減収となった。一方、高純度金属ヒ素は、ガリウムヒ素(GaAs)半導体向けの販売が堅調に推移したことに加え、国内向け販売単価の上昇により増収となった。また、窒化アルミセラミックスは、半導体製造装置向け部品の需要が回復したことにより、増収となった。

●化成品

 売上高は、103億円(同5億円増)、営業利益は、8.3億円(同2.1億円増)となった。酸化銅は、AIサーバー市場を中心としたパッケージ基板向け需要の回復により、販売数量が増加し、増収となった。亜酸化銅は、主要用途である船底塗料の一部顧客が生産調整を行った影響で販売数量が減少したものの、銅価の上昇および価格改定により販売単価が上昇した結果、増収となった。

 

図表2、セグメント別実績(百万円)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<26年度見通し>

〇業績見通し

 売上高は、前年同期比246億増収の2,357億円となる見込み、営業利益は、同22.9億円減益の90億円となる見込み。経常利益は、営業利益の減益に加え、持分法による投資利益の減少を見込むことから、同50.3億円減益の87億円となる見込み。当期利益は、特別利益として政策保有株式の一部売却を主とする投資有価証券売却益を計上した前期に比べ76.7億減益の51億円となる見込み。

 

図表3、27/3期業見通し(百万円、円/ドル、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

表4、セグメント別業績見通し(百万円)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<参考>

図表5、四半期別業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

図表6、新前提とメタル価格の推移(前提を100、%)

出所:LME、COMEX、NYMEXよりIRU作成

(IRuniverse 井上 康)

井上 康

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