2026/06/08 15:14
文字サイズ
国際的な争奪戦の様相を呈しているアルミスクラップを巡り、またひとつ火種が増えた。6月4日、米の民主党下院議員が、米国のアルミニウムスクラップ輸出について、その国家・経済的安全保障上のリスクをUSITC(米国国際取引委員会)に調査させるよう求める「安全なアルミニウム・サプライチェーン法案」を議会に提出したからだ。アルミスクラップの国内循環促進を主張するメーカーと、輸出を目的に制約を回避したいスクラップ事業者との産業論争は政治・政策レベルにステージを上げてきた。その先には政策オプションとして輸出管理の強化が俎上に上る可能性もある。EUでも制度設計に必要な検討が進んでおり、更なる過熱相場観測にUBCなどアルミスクラップ市況は、いまにも溶け出しそうである。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
レアアース市場近況2026#18 横ばい、実際の需要見極めで様子見
2026/09/21
東京製鐵の鋼材スプレッド(9/21)
2026/09/21
LME Weekly 2026年9月14~18日 週初急落から銅主導で反発――米利上げ・ドル高の重石残る
2026/09/21
CRU東京セミナー:ギニア依存を深める中国とアルミ精錬の域外投資、AIデータセンターが押し上げるケーブル・光ファイバー需給(前編)
2026/09/20
コバルト市場近況2026#9 崩壊 需要の弱さ露わに LMEと硫酸コバルトが1年ぶり安値
2026/09/20
中国の電炉メーカーと高炉メーカーの採算比較(9/18)
2026/09/20
SUSスクラップ輸出入統計2026年7月 日韓間取引が拡大、国内相場は反発も韓国の買いは慎重
2026/09/20
原料炭価格と一般炭価格(9/18)
2026/09/20
GEMツアー#7 ラボから量産へ
2026/09/20
2026年7月 鉄スクラップ輸出統計分析 その他屑・ヘビー屑ともに2割超減――バングラデシュ向け急増で仕向け先構造に変化
2026/09/19