2026/06/08 15:14
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国際的な争奪戦の様相を呈しているアルミスクラップを巡り、またひとつ火種が増えた。6月4日、米の民主党下院議員が、米国のアルミニウムスクラップ輸出について、その国家・経済的安全保障上のリスクをUSITC(米国国際取引委員会)に調査させるよう求める「安全なアルミニウム・サプライチェーン法案」を議会に提出したからだ。アルミスクラップの国内循環促進を主張するメーカーと、輸出を目的に制約を回避したいスクラップ事業者との産業論争は政治・政策レベルにステージを上げてきた。その先には政策オプションとして輸出管理の強化が俎上に上る可能性もある。EUでも制度設計に必要な検討が進んでおり、更なる過熱相場観測にUBCなどアルミスクラップ市況は、いまにも溶け出しそうである。
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