LME鉛相場(2026年6月)
LME鉛相場は軟調に推移した。月前半は利益確定売りやドル高を背景に2,000ドルを割り込み、11日にはCASH1,941ドル、3M1,945ドルまで下落。その後は一時1,980ドル台まで持ち直したものの、月後半は非鉄市況全般の調整を受けて再び軟化し、月末には3Mが1,900ドル台前半まで下落した。総じて、2,000ドル台の定着には至らず、上値の重い展開となった。
月間HIGHは3日CASH2,035ドル、3M2,035ドル。LOWは30日CASH1,845ドル、3M1,885ドル。
在庫は前月31万トン台へ大きく積み上がった水準から、流出に転じ29万7375トンまで低下した。
LME鉛 VS LME銅相場推移($/トン) 1か月

国内鉛建値
国内鉛建値は6月を通じて下落基調となった。月初は387円でスタートし、LME鉛の底堅い推移や円安を背景に8日には390円へ引き上げられた。しかし、その後はLME鉛が2,000ドルを割り込み軟調に推移したことから、15日に384円、19日に381円、25日には375円へと段階的に引き下げられた。総じて6月は、円安が下支えしたものの、LME鉛の調整色が強まり、国内建値も高値圏から水準を切り下げた月と整理される。
LME鉛相場($/トン)・国内建値(JPY/kg)推移 1カ月
(2026年5月~6月のLME鉛相場&在庫の推移)
国内建値推移(JPY/Kg) 
(IRUNIVERSE S. Aoyama)