TOLUSが納入する工作機械
丸紅は10日、スイスやオーストリアにて工作機械、周辺機器と自動化設備の販売・保守事業を展開するTOLUS Group AGの発行済株式の100%を取得し、同社を完全子会社化したと発表した。同買収により、丸紅は欧州市場における工作機械販売事業に本格参入する方針だ。
TOLUSは、前身企業の創業から50年以上にわたり、スイス・オーストリアにおいて日系トップメーカーの工作機械を取り扱っており、微細で高精度な加工が求められる産業を中心に、累計5000台以上の販売実績を有している。さらに工作機械の供給だけでなく、省人化・効率化を実現する自動化システムを設計・提案できるエンジニアリング力を強みとして、両国で高い地位を確立してきた。
一方、丸紅は70年以上にわたり、米国、メキシコ、ベトナム、ブラジル、インドなど世界各国で、優れた技術力を有する日本製の工作機械を販売してきた。また、製造業の自動化や省人化などのニーズに応えるため、エンジニアリング機能を強化し、生産ラインを最適化する高付加価値なソリューションを提供している。各地域で蓄積した知見を共有し事業間の連携を深めることで、工作機械領域における事業プラットフォームの基盤を発展・拡大させている。
(IRuniverse K.Kuribara)