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リチウム価格が5か月ぶり安値 27年の供給増観測で、広州の市場開放の反発維持できず

2026/07/23 17:05
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 リチウム価格が再び調整色を強めている。ベンチマークである炭酸リチウム価格は7月17日に仲値RMB14万7500/mtと、2月27日(RMB14万1500)以来ほぼ5か月ぶりの安値を付けた。豪中で鉱山の採掘再開が相次ぎ、2027年の供給過剰への不安が根強い。7月上旬には中国の広州先物取引所の海外開放開始を好感して上げる場面があったが、維持できなかった。

 

関連記事: 26年リチウム市況#5 反発局面、先物の市場開放を好感

 

過去1年間の炭酸リチウム価格の推移(99.5% China)(RMB/mt)

 

 炭酸リチウム価格は7月17日に高値ではRMB15万ちょうどを付けた。一時は高値でRMB15万9000まで戻したが、これは広州先物取引所の新措置へのご祝儀相場だった模様で、一巡後は再び下落基調になってしまった。

 リチウム採掘は再開の報道が続いている。中国では6月、車載電池世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)の江蘇省のリチウム鉱山について、操業再開が近いとの観測が上がった。オーストラリアでは、同国資源のミネラル・リソーシズとコア・リチウムが5月に、豪州内のリチウム鉱山の再開をそれぞれ発表した。

 

プレスリリース(ミネラル・リソーシズ):MinRes to restart Bald Hill lithium mine | Lithium | Mineral Resources

プレスリリース(コア・リチウム):ASX Announcements | Core Lithium

 

 供給拡大の兆候の一方、需要は堅調ではあるものの大きな増加の観測は聞かれない。リチウムは車載電池材料として電気自動車(EV)向け需要が大きいが、EV完成車の販売は長期にわたり低迷している。中国産EVも輸出頼みの好調の面があり、価格競争の激しさからリチウムのような高価なレアメタルを使わない電池の開発も進む。

Kure

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