豪RareXは7月24日、同社とIlukaのコンソーシアムが、ケニアのKwale郡における“Mrima Hillニオブ・希土類元素およびその他鉱物開発プロジェクト”に関するケニア政府主導の競争入札プロセスにおいて選考を通過し、次段階として提案依頼書(RFP)作成及び提出段階へと駒を進めたことを明らかにした。今回の選考通過により、同コンソーシアムは、本プロジェクトの開発権を争う最終候補グループの一つとなった。
同コンソーシアムの入札案は、西オーストラリア(WA)州にて来年稼働開始が見込まれており、豪州政府からの融資額も大きく期待を集めているIlukaのEneabba精錬所を下流処理の中核に据えたもの。RareXのCEOおよびマネージングディレクターを務めるJames Durrant氏は、自分たちの提案が競合他社と一線を画す点は、“単に鉱山を開発するだけではないところ“にあるとし、IlukaのEneabba希土類精製所と、ケニア国内における現地のバリューチェーン、技術力、スキルの構築に向けた実践的な道筋との組み合わせに自信を覗かせている。
さらに、同精製所が、希土類バリューチェーンにおいて技術的に最も複雑な段階である“個々の希土類元素の分離および放射性副産物の管理”に対応できる優位性を持った、中国を除けば極めて珍しい、完全統合型の希土類精製施設である点も強調されている。