韓国複合企業ポスコグループの総合商社であるポスコ・インターナショナル(POSCO international)は7月30日、自社ホームページ上で、「ブラジルでのレアアース開発について、オーストラリア資源のメテオリック・リソーシズ(Meteoric Resources Ltd)との間で協業の覚書を交わした」と発表した。メテオリックがブラジルで生産するレアアースの30%を7年間にわたり受け取る供給契約を含む。

プレスリリース(メテオリック): 03115315.pdf
メテオリック側も7月29日付で同内容を発表した。メテオリックはブラジル南東部ミナスジェライス州のカルデイラ鉱山でレアアース採掘を計画中。ポスコは特に金融面でメテオリックを支援し、両社は商業条件の協議、長期購入契約に関わる出資、最終契約の締結などレアアース鉱石の生産事業全般で協力する。さらにポスコは調達したレアアース鉱石を、独自システムを用いて精錬し、世界の永久磁石メーカーに供給する。
ブラジルはレアアースの埋蔵量が世界3位。中国が輸出制限を続ける中、ブラジルでのレアアース開発に世界が注目する。日本も、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が3月、ブラジル中西部ゴイアス州とレアアースの採掘や供給に関する覚書を交わしたばかり。ミナスジェライス州とは2024年に重要鉱物の開発で覚書を交わしている。

(出所:JOGMEC)