アミタグループは7月31日、大平洋金属と協業し、製鋼工程で使用される鉄鋼副資材「カルシウムアルミネート」の販売を開始したと発表した。鉄鋼業界に向けた未利用資源由来のサーキュラーマテリアル(循環資源)の開発・供給を通じて、資源循環と環境負荷低減の両立を目指す。
カルシウムアルミネートは、製鋼工程における造滓剤・脱硫剤等の鉄鋼副資材として利用されるほか、コンクリート用急結材などにも使用される無機材料。低融点による省エネルギー性のほか、低フッ素によるスラグ処理負担の低減、国内製造による安定供給性の担保といったメリットを持つ。近年、鉄鋼業界では、脱炭素化に向けた高炉から電炉へのシフトに伴い、製鋼工程の省エネルギー化や環境負荷低減に資する副資材への需要拡大が見込まれているという。