大同特殊鋼は25日、工具鋼製品について、すべての顧客を対象に、2026年10月契約分からトン当たり4万円以上の値上げを実施すると発表した。
同社によれば、中東情勢の緊迫化を背景として、工具鋼を製造するために必要なエネルギーコストや副資材費など各種コストの高騰が継続しており、顧客への継続的かつ安定的な供給を維持するためには、再生産可能な価格水準への是正が必要であると判断したという。
なお、今後も鉄スクラップや合金鉄などの原料市況、エネルギーや諸資材価格の変動、物流費等の上昇、また為替の影響についても注視し、状況によっては、「更なる価格の見直しをせざるを得ないと考えている」という。
(IRuniverse K.Kuribara)