JX金属は25日、ハードディスクドライブ(HDD)に搭載されるハードディスクメディア(HDメディア)向け磁性材スパッタリングターゲットのさらなる能力増強を行うと発表した。今後3年間にわたり継続的な生産能力増強を実施し、2029年半ばまでに前回(6月)公表分とあわせて2025年比で生産能力を1.5倍に引き上げる方針だ。
近年、HDDの記録方式は、従来のPMR方式から、さらなる大容量化を実現する次世代記録方式であるHAMR方式へと移行が進んでいる。これに伴い、HDメディアにおいても新たな材料の採用が進展しているという。
このような環境の変化が進む中、顧客ニーズに迅速に対応し、顧客製品の性能向上に貢献する革新的な製品を安定的に供給する体制を絶えず強化することが、従来に増して重要であると考え、今回の増強決定に至った。
(IRuniverse K.Kuribara)