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村田製作所、積層セラミックコンデンサ生産拡大へ―1兆円投資で30年に売上高2倍に

2026/10/30 17:42 FREE
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村田製作所は30日、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の中長期的な需要拡大に対応するため、2030年を目途にグローバルでの生産能力を拡大すると発表した。2026年度から30年度までの5年間に総額約1兆円を投資する計画。このうち、建屋への投資は約3500億円、生産設備への投資は約6500億円であり、これらの投資を通じて、 2030年度のMLCCの売上高は、2025年度比で約2倍以上となる見込みだ。

今回の計画には、日本国内と海外の既存生産拠点における新たな生産棟の建設、生産設備の導入、既存設備の能力増強、一部の土地取得が含まれる。

同社はMLCCの生産拠点を日本、ASEAN、中国に分散させてバランスよく生産能力を拡大することで、市場環境変化や需要拡大にフレキシブルに対応できる体制の構築を進めている。今回の生産能力拡大では、こうした既存の生産体制を基盤として、グローバルでの設備投資を継続していく。複数の地域に生産拠点を持つ当社の強みを生かし、地域や市場ごとの需要変動に対応する安定した供給体制を構築する。

また、島根県安来市と岡山県瀬戸内市に新生産棟を建設する予定だ。これにより日本国内でのMLCCの生産は、従来の福井村田製作所、出雲村田製作所と、新たに岡山村田製作所を加えた3拠点体制となる。今回の投資による岡山村田製作所での生産は、30年までに1500人から2000人規模を目指す。

生産能力を増強するとともに、フィリピン、タイを含む海外拠点への投資を進める。また、投資に加え、生産を支える人材の確保・育成、生産技術の高度化、原材料・部資材の安定調達、設備メーカーをはじめとするサプライヤー様との連携強化にも取り組んでいく。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

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