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5月の銅の概況及び6月の見通し  橋本アルミ(株) 橋本健一郎

2019.06.06 07:58

予想レンジ

  LMEセツル     5500-6000ドル    

  建値     620-700円           

  為替     105~110円 (1か月間TTM) 

 

 

■国際概況

 前半は、トランプ大統領が米中通商協議について決裂を否定したほか、今後非常にうまく行くとの見方を示したことで米中通商協議の行方について楽観的な見方が強まったこと、4月の米ADP民間雇用者数は27.5万人増で予想を上回ったことなどのプラス材料もあったが、米中通商交渉で中国側が姿勢を後退させた、との報告からトランプ米大統領が激怒、2000億ドル相当の中国製品に課す関税を10%から25%に引き上げると表明(10日~)。非関税の325億ドルの製品についても25%の関税を課す可能性も示唆を嫌気しDOWN

 5月15日時点で6007ドル(セツル)と月初価格より435ドルDOWNの前半締めとなった。

 

 後半はトランプ大統領が米中貿易交渉について「(中国政府が)多くの企業が中国から出て行くのを喜ぶとは思えない」と述べ、中国の譲歩で早期に妥結すると主張したなどのプラス材料もあったが、中国共産党機関紙・人民日報は、強い調子で相次ぐ制裁関税などで譲歩を迫る米国に対し、レアアースの輸出制限によって報復する構えを示唆し、ファーウェイは29日、米政府が国防法に基づき同者の米事業を規制する措置を取ったことに関し、同法は米国の憲法に違反するとして米政府を提訴した。を嫌気しDOWN

 6月4日 現在、後半スタート価格から206ドル安の5796ドル。

 建値 -3万安の 67万円スタート。

 

 

■前月の経済指標

 ◆月間のドル/円レート (TTS)

  112.85 → 110.62(円)

 グラフ

 

 

 ◆自動車生産台数                                      

 【自動車】         

 日本自動車工業会によると3月の自動車生産台数は前年比-4.1%の90万593台であった。

 輸出(4月)は42万2646台で前年同月比-2.2%。

 表

 

 

 ◆自動車販売台数

 日本自動車販売協会連合会によると3月の自動車販売台数(軽除く)は前年比+4.8%の24万7338台

 表

 

 

 自動車生産台数

 グラフ

                             出典 日本自動車工業会

 

 

 自動車販売台数推移

 グラフ

                        出典 日本自動車販売協会連合会

 

 

新設住宅着工件数推移

 ・ 平成31年4月の住宅着工戸数は79,389戸で、前年同月比で5.7%減となった。また、季節調整済年率換算値では93.1万戸(前月比5.8%減)となった。

 表

 

 

 グラフ

                           出典 国土交通省統計

 

 

 ◆貿易関連指標

 輸出

 財務省貿易統計によると輸出は前年比で電気銅が-24.8%の3万3448t、スクラップが+118.8%の3万9596t。

 表

 

 

 輸出推移

 グラフ

 

 

 輸入

 輸入は 電気銅が前年比+139.7%の4103t、スクラップ +35.6 %の1万4210t

 表

 

 

 輸入推移

 グラフ

                                出典 財務省 貿易統計

 

 

■前月の国内指標   

 日本伸銅協会発表の伸銅品生産推移(速報)によれば前年比-7%の6万4960t

 グラフ

                                  出典 日本伸銅協会

 

 

 日本電線工業会発表の出荷速報(推定)

 銅電線出荷量は、前年比+5.2%の5万9600tであった。

 グラフ

                                出典 日本電線工業会

 

 

■国内概況まとめ

 【自動車】                         

 日本自動車工業会によると3月の自動車生産台数は前年比-4.1%の90万593台であった。

                                            

 輸出(4月)は42万2646台で前年同月比-2.2%。

 

 

【販売】

 日本自動車販売協会連合会によると3月の自動車販売台数(軽除く)は前年比+4.8%の24万7338台

  内  乗用車  +5.2%

     貨物   +2%        

     バス   +5.8%

 

 

【住宅】

 ・ 平成31年4月の住宅着工戸数は79,389戸で、前年同月比で5.7%減となった。また、季節調整済年率換算値では93.1万戸(前月比5.8%減)となった。

 ・ 住宅着工の動向については、前年同月比で5か月ぶりの減少となっており、利用関係別にみると、前年同月比で持家は増、貸家及び分譲住宅は減となった。

 ・ 引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある。

 

 

【伸銅品生産】      

 伸銅品生産 前年比-7%の6万4960t 5か月連続減少。

 伸銅品の14品種のうち、前年同月比プラスは3品種のみ伸銅品全体的に需要に勢いがなくなってきた。

  内需 5万4772t -5.1%  4か月連続マイナス

  輸出 1万188t  -15.9 %  6カ月連続マイナス

  銅条 2万1610t -5.3%  3カ月連続マイナス

  黄銅棒1万5182t -6.7%  4カ月連続マイナス

 

 

【電線】

 前年比+5.2%の5万9600t

  うち 国内 +5.9% 輸出が +18.6%       

 

 

【輸出】   

 電気銅輸出が-24.8%の3万3448t。

 銅スクラップが+118.8%の3万9596t。

 

 

【輸入】

 電気銅が+139.7%の4103t。

 スクラップが+35.6%の1万4210t。

 

 

【見通し】

 ・自動車は生産が-4.1%。国内販売台数が前年比+4.8%

  生産は再びマイナス。       

  生産はマイナスだが販売はプラス今後に注視。

 ・伸銅品生産 前年比-7%の6万4960t 5か月連続減少。

  今後マイナスが続くか注視。

 

 

【電線】

 前年比+5.2%の5万9600t

  うち 国内 +5.9% 輸出が +18.6%

 

・銅輸出は 製造業の内需停滞及び輸入品の割安感から国内ものが荷余りし輸出が増加

・銅輸入は 割安感から増加

 

 

【スクラップ景況予想】

 流通在庫は価格の急落や大型10連休前の手仕舞い売り、 稼働日低下による発生減から少ないのではないか

 需要面に関しては足元の生産状況が徐々に悪化しており減少。

 

 米中貿易戦争による世界景気後退懸念からメーカーの購入意欲は低く スクラップ販売は当面厳しい

 

 

【LME・為替予想】

 今月は米中貿易戦争の動向トランプ米大統領の訪英の動向に左右される

 米中貿易に関しては予想外に加熱の一歩を辿っているが6月末のG20で一旦休戦になる事を期待したい。

 トランプ米大統領の訪英に関しては次期首相候補のジョンソン氏との直接会談も模索するとみられる。実現すれば、ジョンソン氏には最も重要な同盟国のトップとの緊密な関係を早くもアピールできるはずだが・・・・

 

 これらを踏まえた6月の銅価格は 5500-6000ドル(セツル)との予想。

 

 ドル円値は105円~110円(TTM)台を予測。

 銅建値に関しては620-700円程度と予測している。    

 

 

 

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