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2月の銅の概況及び3月の見通し   橋本アルミ(株)橋本健一郎

2021.03.02 14:56

予想レンジ

 LMEセツル     8500-10000ドル         ↑

     建値     920-1100円            ↑

     為替     104~106円 (1か月間TTM)   円高

 

 

■国際概況

 前半は1月の米国ISM指数も前月より低下したこと、主要通貨に対してドル高が進んだことでドル建てのLME相場は圧迫などのマイナス材料もあったが1.9兆ドルの米追加経済対策が上院を通過し実施へ前進したこと、引き締め転換が懸念されていた中国金融スタンスについて当局の流動性供給維持が表明されたことを好感し上昇

 2月15日時点で8270.5ドル(セツル)と月初価格より443.5ドルUPの前半締めとなった。

 

 後半は、米国債の利回り上昇をきっかけに米株安、リスク回避のドル高などのマイナス材料もあったが米追加経済対策実施期待と金融緩和長期化のFRB議長声明によるインフレ懸念、春節明けのアジア勢の買いが加速したことなどを好感しUP

 2月末日 現在、後半スタート価格から756ドルUPの9172.5ドル。

 3月スタート建値は101万円。

 

 

■前月の経済指標   

 ◆月間のドル/円レート (TTS)

 105.69 → 107.25(円)

 

 グラフ

                                 出典 MIRU

 

 

【国内指標】     

 ◆自動車生産台数                                      

 生産動態統計によると1月の自動車生産台数は前年比-10.1%の65万2878台

 輸出は-10%         

 

 表

 

 

 ◆自動車販売台数

 日本自動車販売協会連合会によると2月の自動車販売台数(軽除く)は前年比-2.2%の26万2372台

 

 表                    

 

 

自動車生産台数

グラフ

                      出典 生産動態統計

 

 

自動車販売台数推移

グラフ

出典 日本自動車販売協会連合会

 

 

【住宅着工戸数】

 1月の新設住宅着工は,持家及び分譲住宅は増加したが,貸家が減少したため,全体で前年同月比3.1%の減少となった。また,季節調整済年率換算値では前月比2.2%の増加となった。

 

○新設住宅着工戸数は 58,448 戸。

 ・前年同月比 3.1%減, 19か月連続の減少。

 

○新設住宅着工床面積は 4,825千㎡。

 ・前年同月比 0.1%増, 18か月ぶりの増加。

 

○季節調整済年率換算値では 801千戸。

 ・前月比 2.2%増, 先月の減少から再びの増加。

 

 

表

 

 

グラフ

                          出典 国土交通省統計

 

 

 ◆貿易関連指標

 輸出

 財務省貿易統計によると輸出は前年比で電気銅が+1.8%の4万7976t、スクラップが+21.6%の3万1577t。

 

表

 

 

輸出推移

グラフ

 

 

 輸入

 輸入は 電気銅が前年比-84.6%の200t、スクラップ +0.8%の9534t

 

表

 

 

輸入推移

グラフ

                          出典 財務省 貿易統計

 

 

■前月の国内指標   

 1月の伸銅品生産量は5万8869トン、前年同月比+0.8% 26ヶ月ぶりプラス。

 

 

グラフ

                              出典 日本伸銅協会

 

 

 日本電線工業会発表の出荷速報(推定)

 銅電線出荷量は、前年比-6.5%の5万700tであった。

 

 グラフ

                               出典 日本電線工業会

 

 

■国内概況まとめ

【自動車生産】

 生産動態統計によると1月の自動車生産台数は前年比-10.1%の65万2878台

 輸出は-10%

 

                                                                             

【自動車販売】

 日本自動車販売協会連合会によると2月の自動車販売台数(軽除く)は前年比-2.2%の26万2372台

  内  乗用車  -2.7%

  貨物   +2.2%       

  バス   -40.4%    

 

 

【住宅着工戸数】

 1月の新設住宅着工は,持家及び分譲住宅は増加したが,貸家が減少したため,全体で前年同月比3.1%の減少となった。また,季節調整済年率換算値では前月比2.2%の増加となった。

 

 

【伸銅品生産】            

 1月の伸銅品生産量は5万8869トン、前年同月比+0.8% 26か月ぶりに生産量の対前年同月比で増加に転じた。5G通信と自動車向けが牽引している。

 

 

【電線】                                                                             

 前年比-6.5%の50700t

 うち 国内-6.6% 輸出が -0.5%            

 

 

【輸出】                            

 電気銅輸出が+1.8%の4万7976t。

 銅スクラップが+21.6%の3万1577t。

 

 

【輸入】

 電気銅が-84.6%の200t。

 スクラップが+0.8%の9534t。

 

 

【見通し】

【自動車】   

 ・1月の自動車生産が-10.1%。2月国内販売台数が前年比-2.2%

  生産・販売ともに減少 生産減は半導体不足と地震によるものか見極め必要

 

 

【伸銅品生産】   

 1月の伸銅品生産量は5万8869トン、前年同月比+0.8% 26か月ぶりに生産量の対前年同月比で増加に転じた。5G通信と自動車向けが牽引している。

 

 

【電線】          

 前年比-6.5%の50700t

 うち 国内-6.6% 輸出が -0.5%

 輸出のマイナスにより減少幅が減少

 

 ・銅輸出は 相場の急騰や米中景気回復期待から増加

 ・銅輸入は 電気銅が相場の急騰から大幅減

 

 

【スクラップ景況予想】

 流通在庫は銅建値が86万から102万まで急騰した過程で放出された。

 また伸銅品生産の減少に伴い発生も減っており 今後も玉は不足する。

 需要面に関して 前月から一転 国内自動車生産販売の減少したがこれが半導体不足や地震によるものであると考えておりある時点で急回復しそれに伴い需給はひっ迫するのでは?

 

                                              

【LME・為替予想】

 今月は①米金融緩和の長期化観測と②ワクチン接種による感染拡大抑制問題に左右される

 

①に関しては

 パウエル議長がインフレについて「大部分で弱い」との見解を示し「米経済は雇用とインフレ目標に達するまで長い道のりがある」と述べたことから金融緩和が当面維持されるのではないか

 

②に関しては

 米国で2月中旬時点で1日当たりの接種回数が、7日間の平均で140万回に達するなど、ペースが加速。拡大が治まるのは時間の問題ではないか

 これらを踏まえた1月の銅価格は 8500-10000ドル(セツル)との予想。

 ドル円値は104円~106円(TTM)台を予測。

 銅建値に関しては920-1100円程度と予測している

 

 

 

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