2025/12/25 16:01
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LME銅相場(現物)は、高値波乱の続いた1年の締めくくりを象徴するように、24日現在1トン1万2,253ドルを記録、1万2,000ドルを越えた未踏の領域で年の瀬を迎えようとしている。不測の自然災害、米の関税政策をきっかけに上値を試す相場展開が続き、それをはやす投機筋の思惑も絡んで、高値波乱の3幕が続いた。1年を振り返った印象である。ただ、大台を大きく踏み越えてなお上値を試す相場、実需筋の正常なサプライチェーン機能を狂わすリスクもはらみ始めている。26年は、市況のボラティリティに一段と警戒感を強めて臨む必要が出てきた。
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