東邦チタニウムの「水素製造の高耐久性・高効率複合電極開発」提案がJSTプログラムで採択
2022/03/31 18:12 FREE
東邦チタニウム株式会社(社長:山尾 康二)は、国立大学法人京都大学(研究代表者: 宮崎 晃平、以下「京都大学」)、Eisenhuth社(CEO:トーステン・ヒックマン)およびブラウンシュヴァ イク工科大学(研究代表者:ダニエル・シュレーダー)の 4 団体共同で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)※の戦略的国際強度研究プログラム(SICORP) 日本-ドイツ国際産学連携共同研究『水素技術』の 「固体高分子形水分解を利用した水素製造のための高耐久性・高効率な複合電極の研究開発」に応募していたが、今回JST より採択を受けた。
※JST のウェブサイト:https://www.jst.go.jp/pr/info/info1549/index.html
この技術開発では、同社は陽極側のチタン製多孔質輸送層(Porous Transport Layer)の開発、京都大学は陽極側の酸素発生用触媒の開発、Eisenhuth 社は集電体(バイポーラプレート)の開発、ブラウンシュヴ ァイク工科大学は水電解性能評価および解析などを担当し、将来の水素社会実現に向けて、革新的な水素 製造用固体高分子計水電解装置用複合電極を開発するもの。
今後は JST の支援のもと、基礎から応用研究を展開し水素社会実現に向けて挑戦していく。
(IRuniverse.jp)
関連記事
- 2024/04/26 【貿易統計/日本】 2024年3月の硫酸ニッケル輸出入統計
- 2024/04/26 EU、エネルギー憲章からの離脱で合意 1994年設立、気候政策に敵対的で時代遅れに
- 2024/04/25 マイクロ波化学 鉱山プロセスで革新的なマイクロ波利用の標準ベンチ装置を完工
- 2024/04/25 原油価格の動向(4/24)
- 2024/04/25 中国・天斉リチウム業、1~3月期は赤字転落=深セン証取が説明要求
- 2024/04/25 車載バッテリー需要、10年間で10倍に IEAリポート、EV普及の流れ変わらず
- 2024/04/24 露ノルニッケル、中国で銅精錬施設を合弁設立か 社長が明かす、2027年までに実現へ
- 2024/04/24 三菱重工と日本ガイシ アンモニア分解ガスからの膜分離水素精製システムを共同開発
- 2024/04/24 三菱商事とデンカ フラーレン事業に関する合弁契約を締結
- 2024/04/24 POSCOグループ 超一流企業になるための7つの課題