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関東鉄源12月テンダーは47,568円で底入れ CNがバックアップ

先月の11月テンダーはスキップしたが、12月の関東テンダーは9日に無事行われた。それによると、平均価格はトン47,568円(10月比2,297円安)で13,000トン落札となった。
1、47,710円(3,000トン)
2、47,610円(5,000トン)
3、47,442円(5,000トン)

応札15社20件、辞退なし
応札数量 11万500トン

 という内容で、いまの輸出実勢に適合した妥当なプライス、であるため入札を行ったのだろう。

 

 市中実勢H2はトン当たり43000〜45000円。品不足が下支えしている状況は変わらないが、業界では「底入れ」した、との見方が支配的。東鉄判断に注目だが、今後は上げに傾いていく可能性が大。

 

 意外に明るい来年のスクラップ相場?

 

 国内の鉄スクラップ需要は今年増加している一方で輸出は去年の800万トンから600万トン近くまで落ちる見通しとなっている。為替が円安に進んだ今年で輸出より国内需要が伸びたことはいまの時勢を反映している。

 

 世界的にカーボンニュートラル(CN)を旗印として電炉化シフトが顕著になっているなか、鉄スクラップ需要は伸びている。欧州のアルセロールがスクラップディーラーを買収していることも象徴的だ。

関連記事:アルセロールミタル 脱炭素戦略で相次ぐスクラップ企業の買収と電炉化

 

 日本でも同様にメーカーがスクラップディーラーを買収するケースは増えてくるかもしれない。

 

 

(iruniverse)
 

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