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石原産業 2023年3月期 第3四半期決算短信公表

2023年3月期 第3四半期決算に関する定性的情報

 

経営成績に関する説明
 2023年3月期 第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日)においては、長期化するロシア・ウクライナ戦争やそれに伴う燃料・資源価格の高騰に加え、世界的なインフレの加速や各国の金融引き締め政策などにより、景気の先行きは不透明感が一層強まっている。

 

 同社グループの主力事業を取り巻く環境は、無機化学事業においては、酸化チタンの自動車向け販売が低調であった他、海外向け販売がアジアでの市況軟化の影響を受けたが、機能性材料では電子部品用材料が堅調に推移した。有機化学事業においては、主力の農薬について、殺菌剤を中心に、国内外で販売が増加した。この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高941億円(前年同期比152億円増)、営業利益38億円(前年同期比21億円減)、経常利益55億円(前年同期比5億円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益30億円(前年同期比17億円減)となった。

 

 事業の種類別セグメントの状況は次のとおり。

 

(無機化学事業)
 酸化チタンは、半導体などの部材不足による自動車生産調整に加え、輸出では中国での景気悪化による需要減退などがあったが、価格改定の浸透や為替相場が円安で推移したことにより、売上高は360億円(前年同期比18億円増)となった。機能性材料は、電子部品用材料の車載用の販売が堅調だったことなどにより、売上高は114億円(前年同期比13億円増)となった。


 損益面では原燃料価格の高騰を受け、販売価格への転嫁に取り組んだものの、それを大幅に上回るコスト上昇により、減益となった。この結果、無機化学事業の売上高は474億円(前年同期比32億円増)、営業利益は12億円(前年同期比34億円減)となった。

 

(有機化学事業)
 農薬は、米州については、ブラジルで旺盛な穀物生産を背景に殺菌剤などの販売が好調だった他、北米では除草剤の販売が大きく増加した。欧州では、流通在庫の調整などにより殺虫剤の販売が低迷したものの、殺菌剤が大きく売上を伸ばし、増収となりました。アジア地域では、拡販活動が順調に進んだことなどで、殺菌剤の販売が好調に推移し、増収となりました。国内販売も殺菌剤や殺虫剤などの販売が堅調だったことなどにより、増収となった。


 農薬以外では、動物用医薬品などのヘルスケア事業の売上高が前年同期を上回りました。この結果、有機化学事業の売上高は446億円(前年同期比121億円増)、営業利益は47億円(前年同期比20億円増)となった。

 

(その他の事業)
 売上高は20億円(前年同期比1億円減)、営業利益は1億円(前年同期比2億円減)となった。

 

詳細は以下参照。
https://www.iskweb.co.jp/ir_cms_34N8E5OTfBQBN89iXNEzskdYHhIWag42/wp-content/uploads/2022/08/2023210_298e78b50f1784d1f8c1fcd6224fb4ee.pdf

 

通期業績予想の修正に関して
 最近の業績の動向等を踏まえ、2022 年 11 月 10 日に公表した 2023 年3月期(2022 年4月1日~2023 年3月 31 日)の通期業績予想について、下記の通り修正しました。

 

 

2.修正の理由

 2023 年3月期連結業績予想については、売上高は概ね前回発表予想通り。損益面では、無機化学事業でアジア市況の悪化や為替が想定よりも円高に推移することが見込まれることなどから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想を下回る見通し。

(注)上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合がある。

 

 

(IR universe rr)

 

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