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日本製鉄:Teckが原料炭事業のスピンオフを断念したことによる日本製鉄への影響は?

 4月26日の株主総会を前に資源大手の Teck Resources(以下Teck)は、原料炭事業をスピンオフし、銅・亜鉛事業に経営資源を集中させる事業再編計画を断念した。賛成に必要な3分の2の株主を集められなかったことが背景と思われる。

 

 なお、Teckは、シンプルなスピンオフを再構築する。また、GlencoreはTeck に対して22.5億ドルの買収提案を行っていたが、前週末に買収額を引き上げると示唆した。GlencoreによるTeckの買収が現実味を帯びてきたが、カナダ政府の独占禁止法や大株主の動向など不透明要因も残る。Glencoreは自身の一般炭事業を切り離し、Teckの原料炭事業との統合を提案している。

 

 仮にGlencoreのTeck買収が決定した場合、日本製鉄にとって不透明要因となる。日本製鉄はTeckが分離した原料炭事業への出資を決定していたが、Glencoreの石炭事業と統合すると株主が嫌がる一般炭事業を手掛けることになる。同社が原料炭事業に参加できないと、市況にもよるが、将来的な原料炭の安定調達と利益貢献が得られなくなる。

 

 

(IRuniverse 井上 康)

 

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