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エリーパワー <国内初>家庭用蓄電池「POWER iE5 GRID」で類焼試験認証を取得

 リチウムイオン電池および蓄電システムメーカーのエリーパワー(株)(本社東京 吉田博一会長兼CEO)は5月15日、同社の家庭用ハイブリッド蓄電システム「POWER iE5 GRID(パワ-イエ・ファイブ・グリッド)」の電池ユニットが、(一財)電気安全環境研究所(JET)により実施されるJIS C 4441プロパゲーション(類焼)試験において、認証第1号を取得したと発表した。

 

類焼試験認証を取得したPOWER iE5 GRID

 

 JIS C4441とは、電力システムに接続されるBESS(バッテリーエネルギー貯蔵システム)の安全要求事項で、人命に関わる火災・爆発・有毒ガス滞留などを引き起こす蓄電池ユニットからの出火・延焼を防ぐための対策やプロパゲーション試験実施の義務などが規定されている。

 

 

類焼試験の様子

 

 認証にあたって実施したプロパゲーション試験では、密接した家屋で家庭⽤蓄電システムが設置される状況を想定。蓄電システムに内蔵するリチウムイオン蓄電池をバーナーで加熱して熱暴走させることで延焼状態を意図的につくりだし、発⽕しても蓄電システムケース外に⽕が露出しないことを確認した。

 

 このような試験はこれまでもJIS C8715-2「産業用リチウム二次電池の単電池及び電池システム-第 2 部:安全性要求事項」の試験項目として存在していたが、試験が選択試験項目であったことや、蓄電システムのプロパゲーション性能の判別が一目で容易に判断することができなかったため、新たなJIS C 4441プロパゲーション試験認証が設けられた。

 

 

(IRUNIVERSE ISHIKAWA)

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