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トラフィグラ最高益 中期決算、資源高でニッケル詐欺事件の影響相殺

 シンガポールの仏系資源商社トラフィグラ・グループがこのほど自社ホームページ上で発表した2022年10月~2023年3月の中間決算は、純利益が55億ドルと前年同期の2倍に増え、同社の同期間として過去最高益を記録した。ロシアのウクライナ侵攻を背景とした期間中の資源価格の高騰と需要増が業績を押し上げた。

 

 同社は好業績を受け、幹部やトレーダーらおよそ1200人を対象に合計30億ドルの報奨金を支払った。ただ、売上高は131億3000万ドルと前年同期から23%減り、減収増益だった。このうち金属部門の売上高は27%減の42億ドル。同社は2023年2月、ロッテルダムのLME倉庫で保管されていたニッケルの袋の一部がただの石の袋だったことが分かり、総額5億7000万ドル超の損失が出るとしていた。

 

 世界的な景気減速方向にもかかわらず、資源各社の業績は軒並み好調だ。ロシアの国有石油会社であるロスネフチが5月末に発表した2023年1~3月期決算は、純利益が3230億ルーブルと前年同期比45.5%増えた。英フィナンシャル・タイムズによると、資源商社で世界最大手のオランダのビトル・グループの2022年純利益も過去最高益を記録していた。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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