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紛争地域での鉱物管理のITSCI、OECD評価を獲得 タンタルやニオブの安全貿易へ

 紛争地域での鉱物貿易を管理する民間団体のITSCIは6月8日、ホームページ上で、「同団体手掛ける鉱物供給網(サプライチェーン)管理が、経済協力開発機構(OECD)ガイダンスのランクAAに符合することが証明された」と発表した。同団体がOECDのAA評価を獲得するのは2018年に続き2度目。ISTCIが管理する紛争地域からはタンタルやニオブなどが採掘されており、貿易の安全性に心強い保証が加わったことになる。

 

 発表によると、ITSCIは今回、同団体が採用する基準や実績面で100%、ガバナンス面で81%の評価を得た。AA評価を受けることは同団体の3つの使命、すなわち⑴企業を含む利害関係者に対する情報提供⑵企業や統治政府へのトレーニング・指導⑶リスクや紛争地域でのトラブル解決に向けた調停――を推進する後ろ盾となる。

 

 ITSCIはイギリスを本拠とする民間団体。アフリカ・コンゴ民主共和国とその周辺9ヶ国で、対象鉱物の採掘から精錬、輸出までの過程について、鉱石をOECDのガイダンスに則ってバーコード付きのタグで管理している。これらの地域は紛争による危険と隣り合わせだが、タンタルやニオブなどの鉱物資源が豊富でもある。タンタル、ニオブの国際団体であるT.I.Cは6月14日までにリンクトインに、「ITSCIのOECD・AA評価取得を歓迎する」と投稿した。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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