銅スクラップ市況⑦ 相場じり高も銅スクラップの荷余り感一段と鮮明に――在庫積み上がる
2023/08/31 16:38
銅スクラップ市場の荷余り感が一段と鮮明になってきた。引き続き発生は少ないが、実需不振も深刻で、サプライチェーン全体で在庫が積み上がってきている。銅の最大消費国である中国が株価対策などを打ち出したことでLME(現物)やそれを映した国内建値が堅調に推移する中、相場自体はもじり高の展開を見せている。需給実態と乖離したこの値動きがいつまで続くのか、当面の焦点にそれが浮上してきた。
関連記事
- 2024/05/08 JX金属:日鉱記念館における来場者50万人記念イベントを開催
- 2024/05/08 4月の銅の概況及び5月の見通し 橋本アルミ(株)橋本健一郎
- 2024/05/08 青銅条輸出レポート#25 下関からの輸出がけん引 大半がタイと中国へ
- 2024/05/07 千葉県、ヤード条例施行から1ヶ月経過した現状は?――事業者からは賛否の声
- 2024/05/07 加ファースト・クォンタム「パナマ新大統領との対話楽しみ」 銅鉱山の再開なるか
- 2024/05/07 銅板輸出Report #56 米国の車載向けの輸出減少続く
- 2024/05/07 銅条輸出Report#43 タイ向け輸出好調 中国向け輸出も底を脱したがまだ物足りず
- 2024/05/07 銅鉱石輸入Report#30 インドネシアからの輸入増加
- 2024/05/07 コンテナ運賃動向(2024年4月)、5月に入り一気に上昇
- 2024/05/07 精製銅輸出Report #57 輸出平均単価高止まりでもインド向け輸出続伸