カーボンニュートラルの実現へ日本の鉱物資源政策・外交本格化――官民の連携が鍵を握る
2023/10/03 11:26
資源外交が活発だ。カーボンニュートラル社会の実現に欠かせない鉱物資源などの安定供給態勢づくりを見据えて、経済安全保障の観点から政府自らその必要性を強調してきた。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、米中摩擦の深刻化、資源国における資源ナショナリズムの一層の高まりなど、様々な要因による国際秩序の揺らぎが改めて政府の背中を強く押しているように映る。環境変化への対応を促す形で、産業界にも一定の役割分担が求められている。資源外交に臨む政府の基本戦略は何か。「鉱物」にフォーカスする形で、それを探ってみた。
関連記事
- 2024/12/06 金属・リサイクル関連でも多数の出展――SDGs Week EXPO 2024
- 2024/12/06 第11回BatterySummit 講演者紹介 リリックテクノロジー(株)技師長 三島 洋光氏
- 2024/12/06 チリ、2033年までに鉱業に15兆円投資へ 予算大幅増、リチウムの鉱区も拡大
- 2024/12/06 大紀アルミ・第2次中期経営計画のかじ取りは 高止まりする原料スクラップ――林繁典社長に聞く
- 2024/12/06 黒谷 連続鋳造法による銅合金で攻勢――アジア市場の開拓もにらむ
- 2024/12/06 タンタル・キャパシタ輸出入Report #78輸入編 引き続きインドネシアからの輸入急増中
- 2024/12/06 タンタル・キャパシタ輸出入Report #77輸出 2024年V字回復 シンガポールやインド向けも増加中
- 2024/12/06 銅板輸出Report #63 韓国向け輸出減る中 東京から高付加価値品の輸出増加中
- 2024/12/06 亜鉛地金輸出Report #69 中国向け4N未満輸出増加
- 2024/12/06 エコプロ 2024 東京〜産学官の環境配慮製品・施策が一堂に