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米アトラス・リチウム、ブラジルでの鉱山開発に中国2企業からの出資を受け入れ

 米リチウム採掘企業のアトラス・リチウム・コーポレーションは12月4日、自社ホームページ上で、ブラジルで進行中のリチウム鉱山の開発資源として、中国リチウム企業である盛新リチウム能と雅化集団から総額5000万ドルの出資を受け入れると発表した。中国側は代償として新鉱山の製品の8割を得る。

 

 

■製品の8割を中国側に供給

 出資対象となるのはアトラスがブラジル北東部で開発を進めているリチウム鉱山の「フェーズ1」。アトラス側は出資を受け、初期開発費用である4900万米ドルを賄えることになった。フェーズ1は2024年10-12月期に操業を開始する予定で、バッテリーグレードのリシア輝石を年間15万トン規模で生産する見通し。今回の出資の結果、中国側の取得分は8割となるので、盛新と雅化はそれぞれ年間6万トンの供給を得ることになる。

 アトラスはこの後も鉱山開発を続け、ブラジルで年産30万トン規模のフェーズ2を2025年半ばに稼働し、さらにフェーズ3の開発も計画している。

 

■三井物産も供給で覚書

 アトラスは米新興企業向け市場のナスダック株式市場に上場する鉱山開発会社。リチウムのほかニッケルやチタン、レアアースなども採掘する。同社のブラジル事業には、2023年1月、三井物産も供給の覚書を交わしたとのアトラス側の発表があった。

 一方の盛新リチウム能は中国の成都市に本拠を置くリチウムメーカー。BYDや寧徳時代新能源科技(CATL)といった中国企業のほか、韓国のLG化学などにも製品を提供する。雅化集団は1952年創立の老舗のリチウム企業で、リチウム製品の生産のほか、工業用爆薬の生産も手掛ける。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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