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JFEスチール 国内初の鉄鋼原料輸送用大型LNG燃料船竣工

~LNG燃料による温室効果ガス排出量の削減~
 JFEスチールの鉄鋼原料輸送に使用される予定の21万トン級の大型LNG燃料船が竣工した。同船は日本郵船株式会社との長期輸送契約に基づき建造された日本国内の造船所で製造された初のケープサイズのばら積みLNG燃料船で、国内製鉄会社としても初の導入となる。

 

 今年1月30日、ジャパン マリンユナイテッド株式会社の津事業所で命名式が行われ、“SG(Sail Green) OCEAN(エスジー・オーシャン)”と命名された。今後は、同社の製鉄所向けに海外から鉄鉱石および石炭の輸送に使用される予定。

 

 同船は、従来燃料である重油の代わりにLNGを使用することで、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出量を約25%、硫黄酸化物(SOx)の排出量を約100%、窒素酸化物(NOx)の排出量を約75%削減することができる。

 

 同社は、川崎汽船株式会社および株式会社商船三井とも、同様のLNGを燃料とする21万トン級ばら積み船の長期輸送契約を締結している。同契約に基づき建造される船は、日本シップヤード株式会社が開発・設計を行い、ジャパン マリンユナイテッド株式会社および今治造船株式会社にて来年にかけ順次竣工する予定。今後導入する鉄鋼原料輸送船についても、順次LNG燃料船に切り替えていくとともに、長期的には、アンモニアやカーボンリサイクルメタンをはじめとするゼロ・エミッション舶用燃料について、実用化に向けた検討を複線的に推進していく。

 
【概要】
主要寸法    :    全長 299.99M x 幅 50.00M x 深さ 25.00M x 喫水 18.436M
載貨重量    :    210,933トン
総トン数    :    110,334トン


 
【「SG OCEAN」の写真】

 

 

(IR universe rr)

 

 

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