LMEニッケル相場 供給過剰構造ながらも23年9月下旬以来の高値へ しかし天井感あり
2024/04/26 15:37
LMEニッケル相場は明らかに供給過剰構造ながらも、昨年9月下旬以来のトン当たり19,000ドル台まで上昇している。年初比で15%の上昇をみている。銅、錫に次いでの上昇パフォーマンスを示している。英米政府が4月12日に経済制裁の一環でロシア産金属(銅、アルミ、ニッケル)の輸入を禁止すると発表したこと、LME、CMEでもロシア産のアルミ、ニッケル、銅の取引を停止することを発表したことから動意づいている。
関連記事
- 2025/05/01 ニッケルブログ#20 EU競争力指針-ニッケル産業からの意見
- 2025/04/30 大平洋金属:25/3期業績見通し修正し、新中計を発表、フェロニッケルから新規事業へ転換
- 2025/04/30 【貿易統計/日本】 2025年3月のニッケルくず輸出入統計
- 2025/04/29 韓国POSCO社 5月SUSscrap単価は40ウォン下げの1805ウォン
- 2025/04/28 【貿易統計/日本】 2025年3月のニッケル(鉱石&地金)輸出入統計
- 2025/04/28 【貿易統計/日本】 2025年3月のフェロニッケル輸出統計
- 2025/04/28 2025年2月 ニッケルくず輸出統計分析 前月より大幅増加も、累計は前年割れ
- 2025/04/28 LME Weekly 2025年4月21日-4月25日 米中貿易摩擦緩和期待でCu Al上昇、Ni反落
- 2025/04/27 非鉄:LMEのキャンセルワラント(4/25)
- 2025/04/27 上海プレミアム価格動向(4/25)