LMEニッケル相場 供給過剰構造ながらも23年9月下旬以来の高値へ しかし天井感あり
2024/04/26 15:37
LMEニッケル相場は明らかに供給過剰構造ながらも、昨年9月下旬以来のトン当たり19,000ドル台まで上昇している。年初比で15%の上昇をみている。銅、錫に次いでの上昇パフォーマンスを示している。英米政府が4月12日に経済制裁の一環でロシア産金属(銅、アルミ、ニッケル)の輸入を禁止すると発表したこと、LME、CMEでもロシア産のアルミ、ニッケル、銅の取引を停止することを発表したことから動意づいている。
関連記事
- 2024/05/02 住友商事:アンバトビーニッケルプロジェクトにおける890億円の減損損失を計上
- 2024/05/01 2024年4月LMEニッケル相場の推移一覧 ロシア産ニッケル禁止で2023年9月以来19,000ドル到達
- 2024/04/30 住友金属鉱山&三菱商事 豪ニッケル開発事業に参画
- 2024/04/30 大平洋金属:24/3期業績見通しを再修正
- 2024/04/30 【貿易統計/日本】 2024年3月のニッケルくず輸出入統計
- 2024/04/30 LME Weekly 2024年4月22日-26日 銅は2年ぶり10,000ドル台へ
- 2024/04/26 【貿易統計/日本】 2024年3月のニッケル(鉱石&地金)輸出入統計
- 2024/04/26 【貿易統計/日本】 2024年3月のフェロニッケル輸出統計
- 2024/04/26 2024年2月 ニッケルくず輸出統計分析 4カ月ぶり急増 4年ぶりカンボジア向け大量発生
- 2024/04/26 ニッケルブログ#13 なぜ政策立案者はニッケルに関心を持たなければならないのか?