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自工会、再生材活用促進に向けロードマップ公表、動静脈一体へ

 日本自動車工業会(自工会)はこのほど、再生材活用促進に向けた2050年長期ビジョンと中長期ロードマップを公表した。まずは自主目標値として、30年までに解体・破砕段階からの再生プラ約2.1万t(年間)を目指す。

 

 

 長期ビジョンとしては、供給側と連携した動静脈一体の取り組みにより、“ありたい姿”を目指す考えだ。品質の高い再生材を国内リサイクラーなどから、国内外にて調達可能となっており、その結果として、再生材活用率の高い車両を低コストで生産・販売できる状態を自動車メーカーの理想としている。

 

 

 26~30年は動静脈一体の基盤構築に充て、35年までの5年間は自動車業界を中心に品質面・供給面での各種取組みや採用拡大を進めていく。同期間の目標は35年以降に国内生産・発売される新型乗用車におけるサステナブルプラスチック利用率15%以上。次の5年間は、国の支援による他産業材・ケミカル品の供給体制確立を前提にサスプラ利用率20%以上の達成を図る。

 

 

 なお、金属類についてはアルミや鋼材の鋳物など活用可能な再生金属は概ね活用済みであることから、「今後は精錬メーカーなどでの新たな活用化技術の進展を踏まえ、30年頃に別途目標を検討する」としている。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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