現地２５日のLMEは、８月の米新築住宅販売件数が好調となったことからカッパー・ニッケルは続伸、アルミは中国景気策への懐疑的見方や米株軟調で小反落してそれぞれ引けた。

カッパー３Mは小幅に３日続伸、前日比17.0ドル高の、9,813.0ドルが終値。HIGH9,913.0ドルは７月１５日以来の高値。現物終値は、前日比12.33ドル高の、9,677.64ドル。理論建値は為替144.33円でキロ1,458円。NY銅直近限月物は前日比ポンド0.12セント安の433.27セント($9,552/t)。理論建値はキロ1,421円。国内建値に60円ほどの上げ余地。LME在庫は前日比1500トン増加の30万3350トン。

アルミ３Мは３日ぶり反落、前日比17.5ドル安の2,538.5ドルが終値。HIGH2,580.0ドル。現物終値は、前日比16.14ドル安の2,517.98ドル。LME在庫は前日比2500トン減少の80万0525トン。

ニッケル３Mは６日続伸、前日比86ドル高の16,796ドルが終値。HIGH16,830ドル。現物終値は、前日比89.15ドル高の16,554.10ドル。LME在庫は前日比264トン増加の12万4404トン。

鉛３Mは３日続伸、前日比11.5ドル高の2,096.5ドル、亜鉛３Mは３日ぶり反落、前日比12.0ドル安の2,997.5ドル、錫３Mは５日ぶり反落、前日比587ドル安の、32,102ドルでそれぞれ引けた。

２５日のNYダウは５営業日ぶり反落、前日比293ドル47セント安の4万194ドル75セントで終了。利益確定売り、シェブロン2%安。

２５日の日経平均は５日ぶり反落、前日比70円33銭安の3万7870円26銭が終値。 3万8000円台で戻り待ちの売り。

NY金は続伸、銀は反落。終値の、前日比は金は7.5～8.0ドル高、中心限月の１２月限が、7.7ドル高の、2684.7ドル。銀は42.6～41.0セント安、１２月限が前日比41.2セント安の3201.8セント。金１２月限は続伸、予想以上の米新築住宅販売で上げ一服。PGM系はPt続伸、Pd反落。Pt１月限は、前日比2.8ドル高の1001.3ドル。Pd１２月限は、前日比21.70ドル安の1038.40ドル。NY原油は反落、中国の景気刺激策に対する懐疑的な見方が重し。１１月限は、前日比1.87ドル安の69.69ドルが終値。NY外為で対ドル円相場は反落、前日から1円65銭円安ドル高の144円80銭で推移（引け間際）。ドルの買戻し優勢に。

関連記事